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オナホに見えないTENGAフリップホールは使いやすいけどそそられない

目安時間 9分
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TENGAフリップホール

クールで近未来的なデザインが印象的なTENGAさんの「フリップホール」。

 

よく考えられた作りで基本性能もばっちり。だから悪くない。本当に悪くないんです。

 

しかし・・・

 

TENGAフリップホールの基本情報

テンガ フリップホール

  • メーカー:TENGA
  • 発売年:2008年
  • 全長:19cm
  • 重量:560g
  • タイプ:非貫通式・特殊構造

TENGA(テンガ)というと使い捨てのカップホールのイメージですが、洗って繰り返し使える「ホールシリーズ」も存在します。そのラインナップの1つがこのフリップホール。

 

パカッと開く特殊構造 ”フリップスタイル” は、斬新な見た目もさることながらオナホールの常識をくつがえす機能性も実現しました。

 

TENGAフリップホール 開閉

まず何より洗いやすい。ホールが2つに割れるわけですから、隅々までまんべんなく洗うことができます。

 

これなら気になる洗い残しの心配がありません。

 

また、パーツの一部を利用して立てかけることができるため乾燥も完璧。衛生面はバッチリですね。

 

テンガフリップホール 乾燥方法

革新的なのはメンテナンス性だけではありません。

 

複雑な構造をした内部ゲルが、両側から合わさることで「穴」を形成します。こんなオナホ、今まであったでしょうか。

 

さらに、バキュームや刺激を3つのボタンでコントロールするフローティングパッドを搭載。実にメカニカルです。

 

洗練されたデザインはTENGA製品の特徴ですが、ここまで近未来的だともはやアダルトグッズに見えません。リビングに置いてあっても自然なくらいカッコイイです。

おもちゃ的な刺激で射精力は高い

TENGAフリップホール パーツ

独特なフリップスタイルという構造のため、プレイするさいは以下のような組立てが必要になります。しかし、それほど難しいわけではありません。

  1. ホール本体をガイドキャップ(上の写真右側)からスライドさせてはずす
  2. ホール本体をパカッと開いて中にローションを垂らす
  3. ホール本体を閉じて今度は逆向きにガイドキャップへとはめる

パカッと開く構造上、ローションは注入ではなく垂らす感じなので、一般的なオナホにくらべて非常にやりやすいです。指について「あ~ヌルヌルする。拭かなきゃ(汗)」みたいなことがありません。

 

事前準備がととのったら、さっそく硬くなったペニスを挿入します。入り口の穴は直径1cm強ありますので、挿入はしやすいですね。亀頭をあてがえばスムーズに入ります。

 

テンガフリップホール 挿入

締まりはややきつめですが、オナカップのような ”行き場のないきつさ” ではありません。

 

挿入にあわせてボディーのゲル部分が盛り上がるように膨らむためです。閉じ込められた窮屈さはないですね。

 

ゆっくりとストロークしてみると、複雑でメカニカルな内部構造がペニスを刺激してきます。

 

TENGAフリップホール 内部構造

「クワトロウェーブ」や「サイドリブ」など、それぞれの刺激ポイントに名前が付いていますが、これらがはっきりと手に取るように・・・わかりませんでした(汗)

 

指だとしっかり感知できるのですが、私の鈍感なペニスでは正直わかりませんでしたね。ディテールにこだわった作りなのですが、感触としては大味な突起刺激です。

 

TENGAフリップホール 画像 写真

▲解説のため開いた状態で撮影しています

 

ねっとりとペニスに絡みつく感じはまったくなく、コリコリと弾かれるような感じでリアルさはありません。

 

これはこれで、面白くて気持ちいいですけどね。

 

TENGAフリップホール フローティングパット ボタン

面白いといえば、本体中央にある「フローティングパット」。

 

3つのボタンでバキュームを自由自在にコントロールできるという仕組みなんですが、男の子(笑)はこういうの好きですよね。

 

私もワクワクしながらボタンを押してみました。プシュッ!という音とともに中の空気が・・・抜けませんでした(汗)

 

いや、一瞬抜けて締まりが強くなるのですが、構造上ふたたび空気が入ってきちゃうんですよ。たぶん入り口からかな。

 

ですから、あまり機能しているとは言い難いですね。空気抜きというよりも、3か所で加圧するという感じです。

 

まあ、一般的なオナホでも手で圧力をかけたりするので、これはこれでなかなか楽しい仕組みだと思います。

 

TENGAフリップホール 画像 写真

▲解説のため開いた状態で撮影しています

 

洗練されたデザインからは、エロい要素がみじんも感じられませんが、オナニーグッズとしての性能はなかなかのもの。

 

リアルさはなく、刺激も大味。でも、コリコリとしたおもちゃ的な刺激は射精力が高く、しっかりと楽しむことができました。

見た目も手触りもスタイリッシュでそそられない

TENGAフリップホール 全体写真

これはもう完全に私個人の感想ですが、TENGAさんのオナホっておしゃれすぎて欲情しないんですよね(汗)

 

もちろん挿入すれば気持ちいいですし、ちゃんと抜くことはできます。でも、その前段階のモチベーションというか気分の高揚感に火がつかないんですよ。

 

見た目は家電のようでスタイリッシュ。手に取れば硬質なプラスチックで非常にメカニカルな肌触り。

 

一般的なオナホが「やれ、すじまんだ」「やれ、ちっぱいだ」「やれ、ふわトロだ」など造形や質感で欲情をかき立てるのに対し、フリップホールは部屋に置いてあっても違和感のないデザインです。

 

だから私の場合、どうしても他のオナホを使うことが多くなり結果的にフリップホールは出番が少なくなってしまいます。。。

 

もちろんTENGAさんの ”オナホらしくないデザイン” は、ねらった戦略であることは理解しています。

 

でも、私はどうしても興奮しないしかき立てられないのです。あくまで個人の感想ですけどね。

価格が高いので初心者さんにはハードルが高そう

そうは言っても使い勝手や射精性能はばっちりのフリップホール。それなのになぜ当サイトでは初心者さんにおすすめのベスト3に入っていないのか?

 

理由は価格が高いのと、やっぱり異質な感じがするからです。

 

これからオナホデビューする初心者さんが、はじめてのオナホールに6,000円弱出すというのは、けっこうハードルが高いのではないでしょうか?

 

ある程度経験本数が増えて、オナホとは何たるかがわかってきたうえで冒険的に手を出すのはありますが、右も左もわからないうちに高額なオナホを買うのは勇気がいると思います。

 

TENGAフリップホール 画像 写真

あと、独特なフリップスタイルというのは、シリコンだけで成形された一般的なホールにくらべると異質な感じは否めません。

 

やっぱり…造形や手触り、質感もふくめてオナホは構成されると思うんですよね。

 

だから初めは一般的な成形のオナホでデビューしてほしい、それでオナホを理解してほしい。

 

個人的にはそう考えてフリップホールは外した次第です。

 

くり返しますが、あくまで私個人の感想なので参考までに。最終的に決めるのはあなたですからね。

 

TENGAフリップホールを見てみる

 

 

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